Ensemble Vitaについて

 Ensemble Vitaの最大の特色は、2本のTrumpet、Horn、Trombone、Tuba、Violin、Flute、Pianoの8名からなる、世界でも他に類を見ないその編成です。

 この、世にも不思議な編成は宮城県仙台市秋保温泉「緑水亭」で開催されている「幸せ気分のコンサート」から誕生しました。 

 当初はVita Brass Ensemble(金管5重奏)と、ピアニストでもある緑水亭の若女将との6重奏でこのコンサートを行なっていたのですが、後に主催者から「この編成にViolinも加えて欲しい!」、更には「Fluteも!」という無謀とも思えるリクエストを頂く事になります。

 はっきり言って、無謀な組み合わせだろうとメンバー全員が思いつつ、いざリハーサルを始めてみると・・・!!

 今まで体験した事のなかったサウンドにメンバー全員で驚き、新たな可能性を確信した事を今でも鮮明に覚えています!

 

 この独特な編成から紡ぎ出されるサウンドは、時にはダイナミックに、時には繊細に。その多彩なサウンドからいつしかVitaは「世界最小の管弦楽団」と呼ばれるようになりました。

 

 レパートリーはすべてがオリジナルアレンジ。クラシック、Jazz、Popsから歌謡曲や映画音楽に至るまで多岐にわたります。また最近では、作曲家にオリジナル曲を委嘱しレパートリーのさらなる拡充にも努めております。

 Vitaでしか奏でることのできないサウンドを存分に活かしたプログラムで、お客様に幸せなひとときをお届けし続けております。

 

これまでの主な活動

  • 緑水亭「幸せ気分のコンサート」     開始から今年で18年目。これまでに300回以上の公演を行ない、緑水亭の名物コンサートとして年を追うごとに盛り上がりを見せている。(残念ながら今年5月の公演はコロナの影響で中止となってしまいました。)
  • 2011年、2012年、2014年、2017年、2019年に計6回の自主公演。
  • 関東近郊を中心に各種学校公演、依頼公演、イベント、結婚式、レストラン等での演奏。
  • バレエ公演の伴奏。2018年「くるみ割り人形」、2020年「眠れる森の美女」
  • 2012年10月にはファーストアルバム「幸せ気分のコンサート」をリリース。